人生100年時代の終活。”高齢者のもの”だけではない
「終活」と聞くと、定年後や高齢期に入った人が考えることというイメージを持った方も多いのではないでしょうか。
しかし、人生100年時代といわれる今、その前提は少しずつ変わり始めています。
これからの終活は、年齢で区切るものではなく、人生のどの段階、年齢であっても関わりのあるテーマになりつつあります。
そこで今回は「人生100年時代の終活の進め方」についてご紹介します。
▶ 平均寿命が延びた社会で起きてきている終活事情
医療の進歩や生活環境の向上によって、平均寿命はこの数十年で大きく延びました。
その一方で、老後の期間も寿命と比例して長期化し、働き方や暮らし方はこれまで以上に多様になっています。
- 定年後も現役時代同様に働き続ける人
- 生活拠点を見直し、地方へ移住する人
- セカンドキャリアに挑戦する人 など
‶老後=静かに余生を過ごす時間” というイメージは、もはや過去のものになりつつあります。
こうした社会の変化の中で、終活の意味も、「最期の準備」から「長い人生をどう設計するか」という視点が重要になってきています。
▶ 若い世代にも広がっている ‶自分で整える意識”
近年では、20代・30代向けのライフプランセミナーや遺産形成講座が増えてきています。
その背景には、単身世帯の増加や未婚率の上昇、転職の一般化など、社会構造に対する様々な変化があげられます。
これまでの時代の「家族が何とかしてくれる」という前提から、「自分のことは自分で整理しておきたい」という意識が広がってきています。
また、ネット銀行や証券口座、各種サブスクリプション契約など、目に見えない資産や契約もここ数十年で大きく増えました。
自分の現状を把握し、整理することは、年齢に関わらず必要な行動になってきています。
終活は特別な活動ではなく、「人生の棚卸し」として捉えるほうが自然なことなのかもしれません。
▶ タイミングは ‶高齢になってから” でなくていい
終活を始める明確な年齢はありません。
結婚、出産、住宅購入、転職、親の介護など、人生の節目は生きている限り誰にでも訪れます。
そうしたタイミングで、自分の状況を整理し、将来について立ち止まって考えてみる。
それが現代的な終活の形かもしれません。
エンディングノートや遺言書の作成など、人生の最期を見据えた準備をする必要はありません。
まずは、今できることから。
- 自分の財産や契約内容の確認の書き出してみる
- 家族と将来については話してみる など
小さくても少しずつ行動することで、将来への不安を軽減させることにつながります。
▶ まとめ ~人生100年時代。どう生きるかを考えよう~
人生100年時代の終活は、高齢者だけではありません。
これからの長い人生をどう生きていくのかを考えるための前向きな準備です。
「まだ早い」という捉え方ではなく、「今の私だからこそ、できることがある」。
そう捉え直すことが、これからの終活の第一歩なのかもしれません。
人生100年時代。長い時間をどのように捉え、どのように歩んでいくのか使い方は、あなた次第です。
「ひとりで考えるには、ハードルが高い。」「何から始めたらいいのか、よくわからない」など、お気軽にお問い合わせください。
種と実 行政書士事務所は、在留資格、遺言・家族信託・成年後見など、暮らしと将来に関わるさまざまな手続きを通じて、「今」と「これから」を安心してつなぐお手伝いをしています。
終活や将来への備えに不安を感じたときは、一人で抱え込まずにご相談ください。
皆さまの状況に寄り添いながら、安心につながる選択肢をご提案いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。



