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70代女性です。最近では財産は目に見えるものだけではないと言われるけど、何のことでしょうか?デジタルと言われても色々と疎くてよくわかりません。

「最近は財産といっても、目に見えるものばかりでなはいと聞きます。でも、私には難しくてよく分かりません。」

70代の女性から、このようなご相談をいただきました。

近年、‶目に見えない財産”という言葉を耳にする機会が増えています。

しかし、デジタルという言葉に戸惑いを感じる方も少なくありません。

今回は、「目に見えない財産とは何か。これからどのような備えができるのか。」についてご紹介します。

 

目に見えない財産とは?

‶目に見えない財産”と聞くと、特別なもののように感じるかもしれません。

ですが実は、私たちの身近なところにあります。

例えば、

  • ネット銀行の預金
  • 電子マネーやポイントの残高
  • インターネット上で契約しているサービス
  • スマートフォンの中で管理している資産情報 など

これらは通帳や契約書のように形があるわけではありませんが、確かに存在する財産や契約です。


「分からない」こと自体は問題ではない

ご相談者は、「デジタルと言われても疎くて…」と不安そうにお話しされていました。

けれど、どんどん進化していくデジタル化に詳しくなることが備えではなく、全てを理解する必要はありません。

問題になるのは、「何があるのか分からないまま」になってしまうこと。

もし、ご本人に何かあったとき、

ご家族が、

  • どこに口座があるのか分からない
  • どんなサービスを契約しているのか分からない
  • スマートフォンが開けない

という状況になると、相続の手続きや解約手続きが思うように進まないことがあります。

財産の額が大きいかどうかではなく、「把握できているかどうか」が重要なのです。


まずは‶見える化”から始めよう

難しい準備をする前に、できることがあります。

  • 利用している銀行や証券会社を書き出してみる
  • ネットで契約しているサービスを思い出してみる
  • 電子マネーやポイントの有無を確認してみる

それだけでも十分な一歩です。

そして、可能であれば信頼できるご家族に「こういうものを使っている」と伝えておくことが大切です。

パスワードをそのまま共有するのではなく、「管理方法をどうするのか」を考えておくだけでも、将来の負担は大きく変わります。

 

法的な備えという選択肢

さらに安心を整える方法として、遺言書の作成や財産目録の整理、死後事務委任契約などの制度があります。

これらは「終活」という特別なものではなく、自身の意思をきちんと残し、ご家族の負担を減らすための仕組みです。

デジタルの知識は豊富でなくても問題はありません。

大切なのは、「自分の生活の中にどんな契約や財産があるのか」を把握し、それをどう整理するのかを考えることです。

 

まとめ

時代が少しずつ変化し、それに伴って財産のかたちも変わってきています。

けれど、備えの本質は昔と変わりません。

それは「自分のことを変わる形にしておくこと」です。

安心は、最新の技術に詳しくなることではなく、自分の暮らしを整理し、必要な人にきちんと伝えられる状態にしておくことではないでしょうか。

「分からないから不安」なのではなく、「分からないままにしておくこと」が不安を大きくします。

小さな整理が、これからの安心につながります。まずはできることから、少しずつ始めてみることが大切です。

そのお手伝いができるのが、行政書士の役割です。

 

種と実 行政書士事務所は、在留資格、遺言・家族信託・成年後見など、暮らしと将来に関わるさまざまな手続きを通じて、「今」と「これから」を安心してつなぐお手伝いをしています。

終活や将来への備えに不安を感じたときは、一人で抱え込まずにご相談ください。

皆さまの状況に寄り添いながら、安心につながる選択肢をご提案いたします。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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